ご依頼者の声
株式会社バナナソフト(仮称)
それまでの人脈を活かし、大手電機メーカーの関連企業など、
大口の顧客を獲得しました。
一時は従業員が50名までに増えましたが・・・
- 破産
業種:ソフトウェア開発
社長:山田太郎(仮名。当時60歳)
負債額:法人 約3億円
社長 約3000万円(連帯保
証分を除く)
バナナソフトは、山田太郎氏が平成4年に創業しました。山田さんのそれまでの人脈を活かし、大手電機メーカーの関連企業など、大口の顧客を獲得しました。一時は従業員が50名までに増えました。
バナナソフトが扱っていたソフトウェアの開発は、1年近くかかるものが多く、注文から入金までは1年以上かかっていました。その間の経費は銀行から融資を受けてまかなっていましたが、開発が終われば取引先からの入金は確実にされていたため、返済も滞ることなく事業は順調に拡大していました。
ところが、平成21年ころ、開発の一部を外注していた中国の業者が納期を大幅に徒過しました。そのうえに納品されたソフトの出来が悪かったことから、その取引は解約されてしまいました。それによってバナナソフトは7500万円もの損失を出してしまいました。
さらに同じ年に政府の外郭団体から約1億円の仕事を受注していたところ、民主党政権の事業仕分けにより発注元が仕分けの対象となってしまい、その仕事がキャンセルとなってしまいました。